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ちょっとカンガルーがいるかいないか確かめてくる。
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すぺいん乗馬学校の話



今回のウィーン旅行でどうしても行きたかった場所のひとつがスペイン乗馬学校です。
かつては世界中にあったこの乗馬学校が現存するのはウィーンだけで、
しかもそれが王宮内になるなんて、西墺者としては行かないわけがない。

で、行ってきたんですが。
なんつーかもう、萌とか西墺とかそういうレベルじゃなくすばらしかったです。
馬って、なんて綺麗な生き物なんだろう、と。
そしてウィーンという街にはなんて馬が似合うのだろう、と。

まぁもちろん、萌え的観点からでもものっっっすごくイイんですけど。
まず衣装。金ボタンで燕尾。なにそれ萌える。
乗馬ブーツ、なんなのそのいちいち萌えるディテールは。ニーハイですよ。
で鞭、これがね、ほっそい小枝なの。革とかじゃない。馬のために。
そして白手袋と帽子。(絵では書き忘れた)
鞍もいろいろ種類があって、一番萌えたのが真っ赤に金の縁取りで、
双頭の鷲が刺繍してあるやつ。おまえどんだけそのシンボル好きなの?っていう。
惜しむらくは乗馬学校内は撮影禁止で、馬の美しさとか披露される演戯は
すべて記憶しておかないといけないってことか。
ああああでもパンフ買ったからいいんだ。英語だもん。読めるもん…10日ぐらいあれば…。
演目がまたツボなんですよ、奥さん。
私がみた日は最初に乗馬学校を卒業したてのヒヨッコさんたちが披露して、
そのあとベテランさんたちが披露する、っていう流れだったんですよ。
で、ひよっこさんたちのときは舞台袖からベテランさんたちが見守ってて、
ベテランのターンはヒヨッコたちが「やっぱ先輩すげーわ」みたいな顔してみてるの。
つかベテランの演戯が「いいか、馬の乗り方を教えてやんよ」みたいなかっこよさで、
私は萌え死ぬかと思いました。
あまりに興奮したせいで後ろに立ってたフランス人に苦笑されました。

前日にシェーンブルン宮殿行って「馬の間」みたいなところを見てたせいか
貴族の馬自慢っぷりにもだえました。あいつ絶対馬LOVEだ。
スペインの置き土産をちゃんと大切にしているオーストリア。
これだけで私はどんぶり飯三杯軽くいけるわけです。
やべぇ。

あとスペイン乗馬学校はお土産やさんが非常に充実していて、一番笑ったのは

「馬パスタ」

…おまえどんだけ…!!!!!
もちろん買いました。持ってレジに並んでたら2人組みの外人オバチャンに
「それどこにあったの!」って聞かれるくらいかわいいアイテムです。
あと色鉛筆とかチョコとかTシャツ(学校の紋章入りですげーかわいい)も
もうアホかというほど散財しました。
本物の馬グッズもあったんですけど、皮手袋とか馬具のメンテナンスアイテムとか
思わず買いそうになってました。
馬なんか持ってないくせに。

あと乗馬学校にはカフェがあるのですが、ウィーンのカフェってあんまり
広告とか割引チケットってないのですが、そこだけはあって、
「このセット5€!」とか「チケット持参者は30%オフ」とか書いてあって
笑うと同時にあの男に影がちらつきました。


「なーなーおねえちゃん寄ってってー!5€ポッキリやからー」
「ウィーンのカフェでそのような商売をするのではありません、このお馬鹿!」

みたいな。

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ただのオタクです。
世界史選択でした。
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